還暦 ~精神年齢40歳~

京都でのあふれる想い、出身新潟

蕨(わらび)取り遠足

おはようございます。

 

昭和36年(1961)生まれです。

 

小学生のころワラビ取り遠足と呼ばれる行事がありました。確かゴールデンウイーク後に行われていたと思いますが、小学校から歩いて1時間ほどの山中へ徒歩で出かけるのです。

 

山村の学校なので生徒全員が山には慣れています。虫が出たくらいで騒ぐ女子生徒はいません。蜂に刺される生徒がいても引率の教師が虫刺されの薬を塗るくらいで、後で父兄が学校にクレームを入れるなどは考えられませんでした.

 

お目当ての場所に着くと荷物を下ろし、早速ワラビ取りが始まります。

 

採ったワラビは業者に買い取って貰うのです。学校の備品か何かを購入していたと思います。ベルマークの様なものです。

話は変わりますが、夏休みは同じような理由でドクダミを採取し乾燥させ、2学期の始業式に持っていくようなことも行われていました。

 

お昼近くになると当番により炊事が始まります。おにぎりは家から持って来ていて、山で味噌汁を作るのです。お昼になると先生と生徒が一緒にご飯を食べました。みそ汁の具は今となっては全く記憶に残っていません。ということは、普段私が口にしていたものと変わらなかったはずです。そこに生えていたウルイ(山カンピョウ・ギンボ・オオバギボウシ)などだったかも知れません。

 

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目的はワラビだったのですが、タラの芽根曲がり竹が群生している場所に出くわすことがありました。家へのお土産にしました。

 

 

小学校高学年だったと思います。ワラビ取り遠足で同級生が野ウサギの赤ちゃんを捕まえました。その同級生はちょっとしたヒーローになりました。

 

昼ご飯を食べてワラビ取りが再開されました。野ウサギのことなどすっかり忘れていたころ、私の前を野ウサギの赤ちゃんが横切りました。全力で追いかけました。私はそのウサギを両手で捕まえました。

私はそのウサギを家に持ち帰り飼うつもりでいました。しかし担任が離してやれというのです。私は渋々、本当に渋々同級生と二人してウサギを離してやりました。多分口を尖らせていたと思います。

 

その直後キャー、と悲鳴が上がりました。顔を上げると一匹のカラスがウサギを両足で掴んで飛び上がって行くのが見えました。同級生は私が捕まえたウサギがカラスに持っていかれたと言いました。

 

ワラビ取り遠足はNHKが取材に来たこともあります。家族全員でテレビを観ましたが私の姿はありませんでした。