還暦 ~精神年齢40歳~

京都でのあふれる想い、出身新潟

自費出版

おはようございます。

 

(1)30代のころ旅行業の営業をしていました。お客様に小さな土建業を営んでいる会社がありました。社長である旦那様とはほとんど会うこともなく、私が伺うといつも奥様が応対してくれました。

その奥様に私の結婚式の写真をお見せたことがあります。第一声が「貫禄があるわね」でした。私が34歳、妻が32歳でした。少し傷付いたことを覚えています。今では30代前半の結婚などごく普通でしょう。

 

その奥様はキリスト教系の新興宗教の信者でした。社長である旦那様はそれを許していたようです。経営者の妻として不安があったのかも知れません。

 

ある日その会社に伺うと雑誌が玄関に山積みにされていました。地方の出版社から優れた経営者として取材させて欲しいと連絡があり、それに応じた結果お金を出してその雑誌を買うことになったとおっしゃっていました。

この話は新興宗教とは一切関係がありません。

 

(2)その旅行会社に勤めていたときスポーツ新聞社から、私の卒業した高校の特集をしたいと営業がありました。新聞の名前も営業に来た会社名も忘れてしまいました。  後日そのスポーツ新聞に私の名前と勤め先の会社名などが小さく載りました。同級生数名の名前もありました。

掲載のために数万円払ったと思います。掲載紙面を見て思ったのは、世の中にはそんな商売もあるんだな、でした。

 

 

(3)小説を書き、文学賞に応募しました。講評が送られてきました。ちゃんと読んで貰えたのだと嬉しくなりました。3日前その出版社から電話があり、素晴らしい作品だから、是非出版を考えていただきたいとのことでした。

そして一昨日にはさっそく企画書が郵送されて来ました。最低価格は80万円からで、金額により販売する店舗数や平積み数に違いがあります。

 

私はまた小説を書きます。独りよがりでなく、読者のことを考え、強めの表現を控えて小説を書きます。内容は言えません。言った瞬間に書き上げた気分になるからです。

 

私は「ら」抜き言葉が嫌いです。

✖食べれる   〇食べられる

✖見れる    〇見られる

 

私の文章力はブログをお読みいただいている皆様でご判断いただきたいと思います。

私に文才があるかどうかわからない現時点では、いや、将来に渡り自費出版はいたしません。作家気分を金銭で買っても、私自身は何も変わらないからです。