還暦 ~精神年齢40歳~

年齢同一障害者の映画・音楽・雑記など

シリーズ『私だけの老後』その1: 「刺さる視線」

おはようございます。

 

昨年還暦を迎えてから1年が過ぎ61歳になってしまいました。未だ生産年齢人口を支えるうちの1人です。

 

生産年齢人口: 生産活動の中心にいる人口層のことで、15歳以上65歳未満の人口                

        英語では Working Age Populaition

                             2008(平成20年)をピークに減少 

        2017(平成29年) 7596万人 総人口に対する割合 60.0%

        2040年(予想)  5978万人     〃     53.9%

                          引用https://www.kaonavi.jp/

 

★私は今老いの入り口にいます。生活は還暦前とほぼ変わっていません。今のうちに現在考えていることや、これからの老い先について記していきたいと思います。

 

お断りしておかなければならないのはあくまでも私の老後であって、他人様のことをとやかく言うつもりはまったくないことです。タイトルの「私だけの老後」は、好きな小説家丸山健二氏のエッセイ『私だけの安曇野』から借用しました。

 

 

 

刺さる視線

タクシーの運転手です。15年前に当地に引っ越して来ました。居住し生活の糧を得ているこの街はとても小さいです。車で30分も移動すれば、必ず山にぶつかります。北・東・西と三方を山に囲まれ川が南に向かって流れています。

 

市内には大きな通りが何本もありますが、一歩住宅街に入ればとても道が狭いです。その狭い道には電信柱が林立しています。その電信柱も排水路を避けて設置されているため、狭い道を更に狭くしています。宅配便、ごみ収集車、救急車やタクシーの運転手泣かせの道です。

 

電線地中化の議論はまったく進んでいませんが、この街にこそ必要だと思います。電線地中化は時間と費用が掛かるのだそうです。

 

 

そんな中私たちタクシー運転手は狭い住宅街の道を進みます。ご乗車になっているのは病院帰りの足の不自由なご老人です。大通りから自宅まで歩いてください、とは言えません。

 

 

Dibujos animados ojos femeninos — Vector de stock

 

いらっしゃるのです。タクシーをじっと見つめる老人の方が。

 

複数でタクシーを見ることはありません。性別は関係ありません。だいたいがお一人で玄関や門の前に立ち、こちらに不躾けな視線を送ってきます。部外者に対する眼差しです。

 

私は必死で運転に集中します。もし塀や縁石などにぶつけ車を傷つけようものなら、その後仕事にはなりません。営業所に帰って事故を報告し文書を作成し、修理工場へ車を回送します。翌日の点呼では大勢の前で謝罪しなければなりません。車が傷ついただけなら自損事故として扱われ、塀などを壊した場合には更に厳しい処分があります。当然給料にも影響します。

 

そんな事情もあり、私は老人の視線を好意的に感じることができません。

 

車の窓から顔を出し車と塀との距離を確認し、後退する際には塀と車のドアの僅かな隙間から降車して後ろに障害物が無いか確認します。あまりにも運転に全神経を集中させると、狭路通過後に激しい腰痛に襲われることがあります。両腕はパンパンに張っています。

 

 

ひょっとしたらその老人の方々はただ暇なのかも知れません。私に対する悪意も無いと思います。

 

私は今考えているのです。長すぎる老後を如何に最後まで充実させるかを。

 

今私は文章を作成していますが、文章をかくことはは私の老後を充実させてくれるかも知れません。そのためには今から準備です。

 

 

 

 

 

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