還暦 ~精神年齢40歳~

年齢同一障害者の映画・音楽・雑記など

国際ロマンス詐欺

おはようございます。

 

美人局(びじんきょく?)にまんまと嵌められたお話です。

 

1.WhatsApp

コロナ禍以前はスマホアプリWhatsAppを仕事で良く利用していました。コロナ以後は全く利用する機会がありませんでした。インバウンド(訪日外国人旅行)が壊滅状態に陥ったからです。外国人旅行者はLINEよりもWhatsAppの利用者が多かったと思います。

 

コロナ以後もWhatsAppのアカウントはそのままにしておきました。1年ほど前ですがシンガポールに住んでいるJessyと名乗る女性から,私のWhatsAppに着信がありました。北海道に行きたいのだがベストシーズンはいつか、との問い合わせでした。彼女は私が旅行会社に勤めていると思っていたようです。私の情報は以前ご乗車いただいた外国人のWhatsAppグループから得たようでした。

 

私は自分がタクシー運転手だと伝え、北海道は梅雨がないので爽やかで冬は冬でスキーのメッカで、温泉も楽しめ海産物もとても美味しいと知らせました。しかし今はコロナなので貴女が北海道に行けるのはまだまだ先の話ですよ、と返信しました。

 

2.終わらないWhatsApp

普通ならここでメッセージのやり取りは終わるのです。そして実際に行く予定が固まってから連絡をくれるのです。

しかし違っていました。またメッセージが届きました。日本の観光地で私のお勧めはどこかと言うので、一つを選ぶのはとても難しいけれど強いて上げれば長崎だと答えました。異国情緒があり卓袱料理もおいしく世界遺産のグラバー亭から見る景色も素晴らしい、と伝えました。

 

30歳だとする彼女の後ろ姿の写真と「Good Morning」の音声ファイルが送信されてきました。そして私の年齢を問うてきました。私は自分の年齢を伝えるのを恥ずかしく思い無視しました。彼女は何度も訪ねました。ひょっとして彼女は交際相手でも求めているのだと思い、私は相手としてはふさわしくないことを分からせるため60歳だと伝えました。これでメッセージのやり取りは終わったと考えました。

 

3.エンドレスWhatsApp

彼女は私の年齢は全く気にしていませんでした。今度は私が一番好きな料理は何かと訪ねてきたので、焼き肉だと答えました。焼き肉ならシンガポールにもあるとの返信だったので、すき焼きだと訂正しました。江戸時代まで日本人は仏教の影響であまり肉食をしなかったが、開国後の文明開化で西洋文化流入しすき焼きを食べるようになった、などと説明しました。

 

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4.返信しない私は冷たい人間だ

彼女は日本の文化も訪ねてきたので、仏教と神道の違いについて説明しました。

このような説明をスマホを用い週4日ほど英語でしていました。私はスマホの文字入力がとても苦手です。若い人が両手を使い凄まじい速さで文字入力をしているを見ると、呆気にとられるばかりです。現にこのブログもパソコンで入力しています。

とうとう私の忍耐力が切れてしまいました。英語の勉強になるなどと自分に言い聞かせていたものの限界でした。付き合いきれませんでした。返信をやめました。Wordで作成した文章をWhatsAppに添付することは思い付きませんでした。

 

罪悪感が私をおそいました。せっかく遠くから私にコミュニケーションを求めているのに、それに答えない私は冷たい人間だ、だから友達が少ないのだ、などと考えました。しかしそれ以上に彼女の目的がはっきりしなかったことが返信をやめた理由かも知れません。大袈裟に言えばゴールの無いマラソンの様な感覚でした。

 

 

5.暗号通貨

彼女からメッセージが届きました。「あなたから連絡がないので、私から連絡する」とありました。内容は彼女の友達が暗号通貨を買い短期間に利益を出した、と書いてありました。無視しました。再度メッセージがありました。内容は暗号通貨の勧めでした。

その瞬間私は彼女のアカウントを削除しました。シンガポールと言いながらWhatsAppのため交換した電話番号の国番号はフィリピンでした。最初からおかしかったのです。

 

もし彼女(あるいは彼)の目的が私に暗号資産を買わせたり、そのためのお金を出させたりするためだったら、餌を撒き(つまりは人間関係と信用を得て)、さあこれから釣り上げるぞというときに、魚(小魚)に逃げられたことになります。

 

実際には騙されていません。この件で学んだことはcrypto-currency, BitcoinEthereumなんちゃらとか、わけのわからないものが跋扈し始めていることです。

 

私のブログ史上最大の文字数ですので小見出しを付けました。最後まで読んでいただき感謝しています。