還暦 ~精神年齢40歳~

京都でのあふれる想い、出身新潟

つばめ

おはようございます。

 

今年も間も無く燕がやって来ます。

 

自宅周辺はほぼ住宅街です。少し田圃もあるのですが、老人福祉施設が建てられたりして引っ越して来た時より、その面積を減らしています。

そんな住宅街で燕の巣作りを歓迎している家はごくわずかです。巣を作りかけるとホースで水道水をかけたりして巣を壊し、追い払います。残念ながらわが借家では適した庇(ひさし)が無いため、巣をかけることはできません。

皆様もご存じと思いますが野鳥の糞は臭くありません。犬の糞の方がよほど強烈です。

 

 

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私は山村の農家で生まれ育ちました。祖母は「燕が巣をかける家は火事にならない」と言っていました。勿論迷信です。農家だけに、自然を他の生物と分け合っている意識があったのだと思います。害鳥・益鳥は勿論、我々人類も自然の一部です。

 

現代人は余りにも清潔志向が強くなり過ぎているのかも知れません。本来人間はバイ菌とも一緒に暮らしてきたはずです。そして良い効果を発酵と呼び、悪いのを腐敗と呼んだのです。

 

コロナ禍で建物に出入りする度にスプレーで手指を消毒しています。仕方の無いことで、当たり前のことです。しかしコロナ株も含めその他のウィルスも生き延びるためスプレー消毒に耐えうる強さを持つかも知れません。

ーーーまあ、少し考えすぎですけど。

 

ネットによると現代人は1週間でクレジットカード1枚分のプラスチックを口にしているそうです。ゴミと食物連鎖の頂点にいる人間の立ち位置です。

 

過ぎた清潔志向、過ぎた便利さ追及は考え直す時期かも知れません。