還暦 ~精神年齢40歳~

年齢同一障害者の映画・音楽・雑記など

『いっぽんどっこの唄』1966(昭和41年)

おはようございます。

 

水前寺清子さんの”いっぽんどっこの唄”です。

私が5歳の時の曲です。LPを買ったのは二十歳のころです。

 

                     作詞:星野哲郎

ぼろは着てても こころの錦
どんな花より きれいだぜ
若いときゃ 二度とない
どんとやれ 男なら
人のやれない ことをやれ

 

若いころははこの歌詞に励まされたりもしましたが、私にとって世の中はそんなに甘いものではありませんでした。

 

でも周りを見渡せば世はバブル真っただ中。私以外は浮かれている様に見えました。ひねくれた私は歌詞に文句を言いたくなりました。

 

何て時代遅れなんだ、もうそんな出世物語的な歌詞ははやらねーよ、と。

みんなたらふく食べて昭和元禄を謳歌しているんだよ。軽チャ―なんだよ、少なくとも水前寺清子さんが存命中は貧しい時代なんて来ないよ、と。

 

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私はこの曲に八つ当たりしましたが、

この歌詞には未来があります。明日は今日より良くなるという希望があります。

 

 

 

 

 

『昭和枯れすすき』さくらと一郎1974(昭和49年)はオイルショックと相まって、暗い世相の中ヒットしたなどと紹介されています。しかし私はこの曲に絶望は感じません。たしかに可哀そうな境遇ではあるけれど、ちょっと大げさに嘆きすぎだなと言う感じです。

 

                 作詞:山田孝雄

貧しさに負けた いえ世間に負けた
この街も追われた
いっそきれいに死のうか
力の限り 生きたから
未練などないわ
花さえも咲かぬ 二人は枯れすすき

 

 

 

 

 

 

そして~~~~~~

世は移り、バブルは崩壊し、失われた30年と続きます。日本は賃金が上昇していない数少ない国の一つなんだそうです。貧困と格差社会です。

 

いつだったかは覚えていませんが、久米宏さんが「ニュースステーション」で景気の後退局面を伝える時、若者に訴えていました。

「若い皆さんは不景気を知らないと思います。しかし本来景気と言うものは好景気と不景気を繰り返すものなんです。だから心配いりません」

 

久米宏さんは素晴らしいニュースキャスターだったと思いますが、この点に関しては見誤ったなと思います。

 

世の大人は今若者に何を訴えるのでしょうか?