おはようございます。
私にとって何度聴いても心に沁みる名曲4選です。
(1)『みちのくひとり旅』 山本譲二 1980年(昭和55年) 作詞 市場馨
時の流れに逆らいながら
ひとりゆく身の胸のうち
俺は男と つぶやきながら
みちのく ひとり旅
かっこいい。かっこ良すぎます。孤高です。
心情的にはとても共感できるのですが、私の場合は白い目で見られ地べたを這っている孤高です。
(2)『ならず者』 イーグルス 1973(昭和48年)
貧しい家庭に生まれ、誰からも相手にされず、それでも生きていることの自由を力一杯主張しようとしたがために、ついには追われる身となったならず者
山本安見さんの訳と20代前半に出会ったとき、これは間違いなく私自身のことだと思いました。
『イーグルス詩集』 山本安見訳 1980年(昭和55年) (株)新興音楽出版社
(3)『とんぼ』 長渕剛 1988年(昭和63年)
ざらついたにがい砂を噛むと
ねじふせられた正直さが
今ごろになってやけに骨身にしみる
青臭い正義感など簡単にねじ伏せられてしまう、私はそう理解しました。
長渕剛さんの実体験が反映しているのでしょうか。
(4)『船頭小唄』 作詞 野口雨情
死ぬも生きるも ねえお前
水の流れに 何変(かわ)ろ
おれもお前も 利根川の
船の船頭で 暮らそうよ
船頭は今の時代ではタクシー運転手かも知れません。